賃貸でも長く住んでいると、経年劣化を目の当たりにする。
軽微なものは100均補修グッズなどで対処できるが、中には修理や工事が必要な大がかかりなものもある。そんな時、大家さんや管理会社に連絡を取るだけで、基本的に段取りや費用の負担がないのは賃貸のメリットだと言えよう。しかしだ、声を大にして言いたいことがある。
「養生、ゼッタイ!!!」
※築40年の賃貸マンションに住んで早10年のわたしたちの詳細はコチラ
そろうま夫婦のケース「浴槽の交換」
→2年前 浴槽底部のヒビ割れに気付く →そのまま利用し続ける →浴槽の湯量が減少 →ヒビの拡大、増量に気づく(お尻に引っかかって痛い) →浴槽補修テープを購入、貼付 →そのまま利用し続ける(お尻はゴワゴワするけど) →ヒビの拡大、増量、重大局面(もうヤバイのが感覚でわかる) →管理会社に連絡

読者の中には「もっと早く連絡しとけばいいのに」と思う方が居ると思う。
しかし、「めんどくさかったし、忙しかった」のだ。
経年劣化の様子から、大掛かりになりそうな予感があったし。引っ越したかったし。しゃあない。
ちなみに浴槽の交換は、それが経年劣化によるものであれば、大家さんが負担してくれる。また一般的に浴槽の寿命は20〜30年くらいのよう。そろうま夫婦が住むこの部屋のリフォームはおそらく20年前。浴槽的には天寿を全うしたと言える。(補修テープで延命してしまったが)
参考サイト
https://10-1.co.jp/blog_sumainoConcierge/?p=291
さて、その後のエピソードはこうだ。
管理会社による2度の現場調査の結果、次の内容で対処法が決定した。
①浴槽の交換
②それに伴うタイルの加工・防水処理
③工期は4日間
元々の浴槽が、壁のタイルにがっちりコーキングされた、在来工法によるものであったことから簡単に交換ができない。よってタイルの切り貼りが必要になるという。施工後は交換が可能なタイプの浴槽になるとのこと。
参考サイト
https://rehome-navi.com/articles/2194
ちなみに当たり前のことだが、4日間は浴室は利用不可。期間中の銭湯利用料は大家さんが負担してくれるという。
①だけであれば、我々夫婦もあんな大変な思いはしなかったと思うが。。。。
そう、ポイントは「それに伴う②タイルの加工・防水処理」だ。
▶︎1日目
●工事内容 古い浴槽の撤去・タイルの加工処理(除去・切断等) ●時間 9:00〜15:00(6時間程度・昼休みアリ)
↓施工業者さんの養生

ギュイーン、ガガガガガガガ、バリバリバリ!!!(OMG)
↓一日目の作業後の室内の粉塵


- 浴槽リフォームでは、室内に大量の粉塵が発生!
- しっかりモノの移動や養生をすべき!
- 粉塵は洗面所(戸棚内部含む)、食器棚(内部含む)キッチン、ダイニング、リビングと広範囲!
- かろうじて被害を免れたのは寝室のみ!
- 一日目の掃除は、妻と二人で4時間!室内全部!(壁、天井、照明含む)
▶︎2日目
●工事内容
タイルの加工、防水処理(追加・切断等)
●時間
10:00〜16:30(6時間半程度・昼休みアリ)
二日目からは学習したので、DKの真ん中から養生を実施。梁からシートをぶら下げる格好。


↓1日目は中まで粉塵まみれだった戸棚も養生!

養生とモノの移動に要した時間はたかだか15分程度。
モノは移動しておいたため、洗面所、DKだけの掃除で済み、1時間程度で終わったぜ!
大活躍してくれたのが、以前「エアコンをおぞましいほどカビまみれにしてしまった」時に購入したテープ付き養生シート。これが本当役に立った。。
効果を確認してみよう。


▶︎3日目
●工事内容
この日は防水処理を乾かすため、工事なし
▶︎4日目
●工事内容
新しい浴槽の取り付け、配管接続
●時間
9:00-11:00(2時間程度)
養生を見た業者さんが「今日はそんなに粉塵は出ないですよ」と。
1日目に言って欲しかったナァ。。。
だが、浴槽に穴を開けたり、この日までの粉塵は確実に浴室内にまだ存在するわけで。
ま、この日も工事後の大掃除は1時間程度で終わった。

まとめ
・意外だね なかなか長持ち 浴槽補修テープ(字余り)
・リフォームは 養生しないと あとが大変(字余り)
・養生は テープ付きだと 簡単だ
読者の皆様、くれぐれも我々の二の舞にはならないように、、、、、
「養生、ゼッタイ!!!」